世界遺産に行ってみたい
世界遺産って何かロマンを感じますよね。
テレビの世界遺産の番組を見るのもとても大好きです。
なかなか実際には
あれもこれもと見にいけませんが・・・。
このサイトでは、
「行ってみたい世界遺産」と題して、
各地の世界遺産をご紹介してみたいと思います。
でも現在800以上ある世界遺産を
全部は紹介しきれないので、
私のお気に入りを
勝手にピックアップして
ご紹介させていただきました。
気軽な気持ちでつくったので
みなさん気楽に楽しんで見て下さいね。
世界遺産って何??
ところでみなさん、
世界遺産って何だかご存知ですか?
どんな基準があって決まっているのでしょうか?
おそらくご存知の方は
少ないのではないでしょうか?
そこで、
まずは世界遺産について少しご説明します。
世界には
国や民族が誇る文化財や自然環境がたくさんあります。
それらを世界中の人が共有して守り、
未来に引き継いでいくべき人類みんなの宝物。
これを、世界遺産と言います。
1972年に「世界遺産条約」
正式には
「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」
としてユネスコが制定しました。
2005年8月現在で、
文化遺産628、自然遺産160、複合遺産24
の合計812登録されています。
世界遺産の3つの種類
「文化遺産」
(すぐれた普遍的価値をもつ建築物や遺跡など)、
「自然遺産」
(すぐれた価値をもつ地形や生物、景観などを有する地域)、
「複合遺産」
(文化と自然両方の要素を兼ね備えているもの)
「文化遺産」とは
①人間の創造的才能をあらわす傑作であること。
②建築物、技術、記念碑、都市計画、
景観設計の発展に大きな影響を与えた
人間的価値の交流を示すこと。
③現存する、あるいはすでに消滅してしまった
文化的伝統や文明に関する証拠を示すこと。
④人類の歴史の重要な段階を物語る建築様式、
あるいは建築的または技術的な集合体、
あるいは景観に関する優れた見本であること。
⑤ある文化を特徴づけるような
人類の伝統的集落や土地利用の一例であること。
特に抗しきれない歴史の流れにより
その存続が危うい場合。
⑥顕著で普遍的な価値を持つ出来事、
生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、
あるいは
文学的作品と直接または実質的関連があること。
「自然遺産」とは
①生命進化の記録、地形形成において
進行しつつある重要な地質学的過程、
地形学的、自然地理学的な特徴を含む、
地球の歴史の主要な段階を代表する
顕著な例であること。
②陸上、淡水域、沿岸・海洋生態系、動・植物群集の
進化や発展において、進行しつつある重要な
生態学的、生物学的過程を代表する
顕著な例であること。
③ひときわすぐれた
自然美および美的要素をもった自然現象、
あるいは地域を含むこと。
④学術上・保全上の観点からみて、
絶滅の恐れのある種を含む、
野生状態における生物の多様性の保存にとって、
もっとも重要な自然の生息・生育地を含むこと。
「複合遺産」とは
①文化および自然両方の要素を兼ね備えているもの。
世界遺産に登録するためには上記の条件に文化遺産と自然遺産はひとつ以上、
複合遺産は文化遺産と自然遺産の条件にそれぞれひとつ以上みたしている必要があります。