独特の生態系を築く、動物たちの楽園
遺産名称 | 所在地 | 登録年 | 登録基準 |
---|---|---|---|
ガラパゴス諸島
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エクアドル |
1978年~2001年 |
自然遺産 |
ガラパゴス諸島は
南米大陸から西へ約1000キロの赤道直下にあり、
大小55個の島々が集まった島群です。
大きさは東西300キロ、
南北200キロにおよぶ島群で、
約500年前の火山活動で出来たと言われています。
また、ガラパゴス諸島は
1978年に
世界で最初に自然遺産に登録されたもののひとつです。
世の中に広く知られるようになったのは、
1835年イギリスの科学者チャールズ・ダーウィンが、
このガラパパゴス諸島に立ち寄り、
この島の固有の生き物たちに興味を持ち、
研究するうちに
「進化論」のヒントをつかんだと言われています。
そして有名な
「種の起源」と言う本を出版し話題になったのが始まりです。
現在も火山活動のつづくガラパゴス諸島は
この島にしか生息しない生き物や
珍しい生き物が多数生息しています。
その中でもダーウィンが一番興味をしめした生き物は、
この島特有のゾウガメで、
生息している島によって甲羅の形も違い、
特筆すべきその大きさで、
なんと大きいものになると100㎏を超えるものもいます。
ガラパゴス諸島の名前の由来も
実はゾウガメからきています。
スペイン語でゾウガメのことを
ガラパゴスと言うそうです。
またフンボルト海流の冷たい水が流れ込むことで、
亜熱帯で唯一
ペンギンが生息する島でもあります。
(ガラパゴスペンギン)