絶大な勢力を誇ったローマ帝国の膨大な遺産
遺産名称 | 所在地 | 登録年 | 登録基準 |
---|---|---|---|
ローマの歴史地区
|
イタリア |
1980年〜1990年 |
文化遺産 |
ローマは約1100年間の長きに渡り、
その勢力を誇示してきた古代ローマ帝国の都です。
ローマ帝国は、紀元前27年から1453年まで
地中海一帯を支配していました。
最大の勢力を誇った時期には、
北アフリカやメソポタミアまで
勢力を広げたほどの巨大帝国です。
古代首都の範囲は、ほぼアウレリアヌス帝がつくった
約19キロの城壁で囲まれた部分にあたります。
ローマの歴史地区には、
その古代ローマ帝国の遺跡群や、
歴史的価値ある建造物が数多く現存しています。
古代ローマ帝国の中心だったのが、
「フェノ・ロマーノ」
ここには数々の建造物があったとされていますが、
その時代、日本は弥生時代ですから
ローマ帝国の繁栄の凄さが垣間見れます。
「フォーリ・インペリアーリ」は
商業や政治・経済の中心地として栄えました。
300年近く流血の闘技ショーがおこなわれたことで有名な
娯楽施設「コロッセオ」は、完成までに8年をようしました。
楕円形の「コロッセオ」は、
長径188m短径156m高さは48mあり、
45000人を収容することができます。
その他にも、
ローマ帝国最大の凱旋門「コンスタンティヌス凱旋門」、
パンテオンやカラカラ帝の浴場、
サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂など、
その遺跡の数はあまりにも膨大なものがあります。
また有名な「真実の口」は、
サンタ・マリア・イン・コスディン教会の入り口にあります。